2007年11月08日
古代フェニキア人展開催、フェニキア文字の石版など展示
フェニキア文字ってのは紀元前1050年頃シリア一帯にいたフェニキア人が使っていた文字だって。
単子音文字(アブジャド)ってやつで、子音ごとに記号を書く方式の文字形態。
子音だけ書いて、母音を書かないのが特長。
アブラハムの宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)の神様の「名前」が
「ヤハウェ(ヤハヴェ)」だったり「エホバ」だったりするのは、
この宗教が起きた地域の文字がアブジャドで、
神様の名前を、今のアルファベットで書くと
「YHWH」てな感じの子音だけで書いていたのが原因。
一説に六千年とか四千年とか三千年いう歴史のある宗教だし、
「神の名をみだりに唱えてはならない」って宗教観もあって、
この子音にどんな母音を乗っけて発音したらいいのかっていうところが
時の彼方に置いてけぼりになっちゃったのね。
YHWHに母音を付けるどころか、
この記述そのものを読んじゃまずかろうと思った人たちもいて、
書物やら何やらにこの記述があった場合は、
「アドナイ(主)」とか「ハ・シェム(御名)」とか「エゴー・エイミ(私はある)」みたいな
ぼやかした言い回しに言い換えて読んでたりもしたわけで。
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