2008年03月26日

まるきりの門外漢なので聞き流してくださいな。


大日如来っていうのは……。

サンスクリット語での名前(梵名)はマハー・ヴァイローチャナ。
意味は「真なる輝き照らす者」あるいは「偉大なる太陽」。
音訳して摩訶毘盧遮那仏(まかびるしゃなぶつ)、
意訳して大日如来、または、遍照如来。
太陽とか宇宙とか光とか、そういったでっかい力を現している。

特に密教系で重要視されていて、チベット仏教での中心仏。

真言宗(弘法大師・空海が開いた宗派。真言密教)が重要な仏と位置づけている。

胎蔵曼荼羅では真ん中、
金剛曼荼羅では一番上の段の真ん中に描かれる。
要するに宇宙・世界の中心、あるいは宇宙・世界そのもの、という存在。

巳年・酉年生まれの人の守り本尊。

絵や像にするときは大凡以下のような姿で現される

髪を高く結い上げて宝冠をかぶり、
瓔珞(首飾り・胸飾り)、
腕釧(ブレスレット)、
臂釧(二の腕あたりに付ける腕飾り)、
足釧(アンクレット。着物の裾で隠れて見えないことの方が多い)などを付け
条帛(薄衣の上着)を着て、
印相(手先の象徴的仕草)を結び、
結跏趺坐(足を組んだ座禅。蓮華座)をした形。

大悲胎蔵生曼荼羅を元にした胎蔵界大日如来の像では
法界定印(膝の前で左掌を上に向けた上に右手の平を上に向けた形で重ねる)を結んだ格好。

金剛界曼荼羅を元にした金剛界大日如来の像では
智剣印(智拳印とも。胸の前で、左手の人差し指を立て、その第一関節あたりまでを右手で握り重ねる)

件の「運慶作と見られる木造大日如来像」は智剣印なんで、金剛界大日如来像、ということになる。
posted by 何処園 at 11:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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