2008年04月02日

神学者イオアンの黙示録


我また聖所より大なる聲ありて、七人の御使に『往きて神の憤恚の七つの鉢を地の上に傾けよ』と言ふを聞けり。
かくて第一の者ゆきて其の鉢を地の上に傾けたれば、獸の徽章を有てる人々とその像を拜する人々との身に、惡しき苦しき腫物生じたり。
第二の者その鉢を海の上に傾けたれば、海は死人の血の如くなりて、海にある生物ことごとく死にたり。
第三の者その鉢をもろもろの河と、もろもろの水の源泉との上に傾けたれば、みな血となれり。
われ水を掌どる御使の『いま在し昔います聖なる者よ、なんぢの斯く定め給ひしは正しき事なり。
彼らは聖徒と預言者との血を流したれば、之に血を飮ませ給ひしは相應しきなり』と云へるを聞けり。
我また祭壇の物言ふを聞けり『然り、主なる全能の神よ、なんぢの審判は眞なるかな、義なるかな』と。
第四の者その鉢を太陽の上に傾けたれば、太陽は火をもて人を燒くことを許さる。
かくて人々烈しき熱に燒かれて、此等の苦難を掌どる權威を有たちまふ神の名を涜し、かつ悔改めずして神に榮光を歸せざりき。
第五の者その鉢を獸の座位の上に傾けたれば、獸の國暗くなり、その國人痛によりて己の舌を齧み、
その痛と腫物とによりて天の神を涜し、かつ己が行爲を悔改めざりき。
第六の者その鉢を大なる河ユウフラテの上に傾けたれば、河の水涸れたり。これ日の出づる方より來る王たちの途を備へん爲なり。
我また龍の口より、獸の口より、僞預言者の口より、蛙のごとき三つの穢れし靈の出づるを見たり。
これは徴をおこなふ惡鬼の靈にして、全能の神の大なる日の戰鬪のために全世界の王たちを集めんとて、その許に出でゆくなり。
(視よ、われ盜人のごとく來らん、裸にて歩み羞所を見らるることなからん爲に、目を覺してその衣を守る者は幸福なり)
かの三つの靈、王たちをヘブル語にてハルマゲドンと稱ふる處に集めたり。
第七の者その鉢を空中に傾けたれば、聖所より御座より大なる聲いでて『事すでに成れり』と言ふ。
かくて數多の電光と聲と雷霆とあり、また大なる地震おこれり、人の地の上に在りし以來かかる大なる地震なかりき。
大なる都は三つに裂かれ、諸國の町々は倒れ、大なるバビロンは神の前におもひ出されて、劇しき御怒の葡萄酒を盛りたる酒杯を與へられたり。
凡ての島は逃げさり、山は見えずなれり。
ヨハネの黙示録16章(大正改訳聖書)


まず、凡人が平凡な脳みそで解釈しちゃイケナイ文章だ。
ここに書かれていることが何であるのか、我々には解らない。

同時に、賢人が非凡な頭脳で解読することもならない文章だと思う。
優れた頭脳の中での解決が、我々のごとき一般人に理解できるものだとは限らない。

隠された真実を隠されたままに示すのが黙示の役割だと、
不真面目な子羊の一匹は思う。
posted by 何処園 at 15:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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