水を加えて煮つめ、漉した乳状の液体飲料。
これに「にがり(海水から塩を生成したときに残る液体・粉末)」などの
凝固剤を加えて加熱し、固めたものが「豆腐」。
絞ったのこりかすが「おから」
市販されている豆乳には、無調整豆乳・調整豆乳・豆乳飲料の3種類がある。
大豆固形分が8%以上含まれるのが無調整豆乳と呼ばる。
豆乳の中で最も濃く、味付けはなされていない。
自家製豆腐を作りたいときには必ずこれを使用すること。
(でないとにがりを入れても凝固してくれない)
調整豆乳は飲みやすいように糖分や塩分が加えられたもの。
大豆固形分は6%以上に「調整」されている。
豆乳飲料はさらに飲みやすい味に仕上げられているもの。
コーヒー味だったり、果汁などが加えられいる。
豆乳の独特なにおいが気になる・苦手な人は、豆乳飲料からチャレンジを。
3つの豆乳の中でもいちばん豊富な栄養素を含んでいるものは
やはりというか当然というか、無調整豆乳。
コップ1杯分で1日に必要な大豆イソフラボン(40〜50mg)が摂取できるとも言われている。
ちなみに、同量のイソフラボンを豆腐で摂るなら半丁(150g)、
納豆で摂るなら1パックちょっと(60g)だそうだ。
同じモノばかりだと飽きるって場合には、ローテーションで食すという手もあり。
豆乳は血中のコレステロールを下げる力を持ち、
また含まれる良質のたんぱく質は心臓病を予防する。
豆乳には女性ホルモンと似た働きをし、
更年期障害を緩和させる大豆イソフラボンが含まれている。
また大豆オリゴ糖は便秘を解消し、大豆サポニンは脂肪が蓄積されるのを防ぐなど、特に女性の身体に良い健康成分がぎっしり詰まった、天然のサプリメントとも言える。
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豆乳の持つメリットは、ダイエットとしても役立つこと。
豆乳に含まれる成分の大豆ペプチドと大豆サポニンは、
ともにダイエット効果が期待できる。
大豆ペプチドが腸において吸収されると、腸管の神経を刺激される。
それにより交感神経が優位になって、血流が増え、結果、基礎代謝が高まる。
ちなみに基礎代謝とは人が生命を維持するため、
つまり、呼吸したり、心臓を動かしたり、体温を維持したり……という、
最低限「生きる」ために消費する最低限のエネルギーのこと。
日本人の成人男性だと1日1400キロカロリー、
成人女性だと1200キロカロリーが一応の目安と言うことらしい。
基礎代謝が高ければ、座っているだけでもカロリーを消費する。
逆に低ければ、どんなに摂取カロリーを低くしたつもりでも、余剰分がでて太りやすい。
豆乳を飲むことによって基礎代謝が高まると言うことは、
豆乳を飲むことによってやせやすい身体になると言うこと。
もう一つの成分大豆サポニンには、強い抗酸化作用があり、
コレステロールの吸収を抑えて分解する働きがある。
つまり、動脈硬化や高脂血症、脂肪肝などの予防に効果があるということ。
また、長期に摂取を続けると、
小腸の内側の絨毛(じゅうもう)を細くする効果があるという実験結果がある。
絨毛は小腸内壁に存在する細かい突起で、
腸の表面積を広くして、栄養吸収の効率を良くするための存在している。
絨毛が長かったり太かったりすると、
それだけ腸内の表面積が広くなり、栄養吸収の効率がよくなる。
つまり、絨毛が肥大している人は同じ量の食物から、
たくさんの栄養を吸収できるという、
よく言えば「お得」な、
悪く言えば「がめつい」体質ということ。
で、肥満体質の人はこれが太く長いという傾向があるらしい。
こういうタイプの人は、たとえ食べる量を減らしても、
脂肪や糖質を余分に吸収してしまう。
つまり益々太りやすくなる。
大豆サポニンによって、絨毛(じゅうもう)を細くなれば、
脂肪や糖質が余分に吸収されるのを遅らせることができる。
ところで、この大豆サポニンは、大豆に含まれる「苦み・えぐみ・渋み」成分。
調理方法によっては「アク」として取り除かれてしまうこともある。
でも、「大豆を絞っただけ」である無調整豆乳には、
相当量含まれていることが期待できる。

